回文春秋

回文と鑑賞

2017-10-08から1日間の記事一覧

「楽しく書く死の短歌!」

仮の嘘さ……。 「盛り上がる予感!」 「楽しく書く死の短歌!」 「夜が、蟻も誘うノリか?」 (かりのうそさもりあがるよかんたのしくかくしのたんかよるがありもさそうのりか) 【解説】コピーライターの回文日記である。「死の短歌」を楽しく書こうというイ…

囚人日記

過ぎ去る夜、 くたびれ。 手の傷が癒え、 臭い飯だし。 名作映画好きのテレビ抱く夜、 詐欺す。 (すぎさるよくたびれてのきずがいえくさいめしだしめいさくえいがずきのてれびたくよるさぎす) 【解説】いくつもの夜が過ぎ去り、くたびれた。手の傷は癒えた…

たちまち盥が漏れ出した私、誰もが苛立ちまちた……。

(たちまちたらいがもれだしたわたしだれもがいらたちまちた) 【解説】盥造りに一生懸命な私であるが、水漏れがひどく周囲の誰もが苛立ってしまう。「苛立ちまちた……。」と、たどたどしい言葉遣いから察するに、朝の連続テレビ小説の第一話のナレーションの…