回文春秋

回文と鑑賞

2014-12-14から1日間の記事一覧

呼ぶと鳥わフワリと飛ぶよ

(よぶととりわふわりととぶよ) 【解説】小学生の作文である。先生が「わ」にバツをつけて「ここは『は』にしなさい」と言うと、生徒は「だって回文になってるんだよ。だから『わ』にしたんだ」と反論する。ちなみに、この小学生が成長してナンデモ博士にな…

火傷、皆、しとるよ。寄る年波、どけや!

(やけどみなしとるよ よるとしなみどけや) 【解説】火事でどの客も火傷をしている。ところが「寄る年波」が口ぐせの野田は、黒焦げのくせに火傷はしていないので、負傷者を運ぶ際に邪魔者扱いされている。

「あなた、下戸だのに……。」「野田、焦げたなあ」

(あなたげこだのに のだこげたなあ) 【解説】飲み屋で火災が発生した。中には下戸でありながらモツ煮を目当てに通っている野田という老人もいる。酔客は全員、助かったのだが野田だけはかなり焦げていた。 下戸は勘定に入れません (中公文庫) 作者: 西澤保…

いいわ、カラスすら可愛い

(いいわ からすすらかわいい) 【解説】何でも発明するナンデモ博士が「何でも可愛く見えるメガネ」を発明した。早速、美人助手にかけさせてみると、研究所の周囲を飛んでいるカラスすら可愛らしく見えるという。

よく池田「痴漢とトンカチ」だけ行くよ

(よくいけだ ちかんととんかちだけいくよ) 【解説】「あんなボロっちい映画館なんか、行く奴いるのかよ?」という疑問に対して、池田君は「痴漢とトンカチ」という映画だけをよく観に行くよと、誰かが言っている。 三木技研 特製トンカチ槌 1ヶ付 132 21MM…

夜、皆はお花、見るよ

(よるみなはおはなみるよ) 【解説】数十年に一度だけ、深夜に咲くという花があり、今夜は家族で揃って開花を観察する予定であった。しかし長女は学校で何かあったらしく、ふさぎ込んで部屋から出てこない。心配した母親が部屋の外から声をかけている。