回文春秋

回文と鑑賞

旦那の秘密をポツリと告白する奥さんシリーズ

「旦那、カバン馬鹿なんだ……」

(だんなかばんばかなんだ)

 【解説】カバンに大金をつぎ込んで、次々と買い換えているらしい。

 

 

「旦那、保安官。アホなんだ……」

(だんなほあんかんあほなんだ)

 【解説】真顔でそう言われると、否定もできないんだ……。

 

 

 「旦那、市議会嗅ぎ師なんだ……」

(だんなしぎかいかぎしなんだ)

【解説】市議会の中をあちこち嗅いで、何かを調べているようだ。

 

 

「旦那、九度の熱……、キツネの毒なんだ……」

 (だんなくどのねつきつねのどくなんだ)

【解説】北海道の猟師か何からしい。かっこいい雰囲気の旦那である。

 

 

「旦那、ホントは蜻蛉なんだ……」

(だんなほんとはとんほなんだ)

 【解説】「まあ、ご職業はパイロットかしら?おほほ……」とでも言って誤魔化して、逃げた方がよい。

 

 

「旦那死んで、遺伝子なんだ……」

(だんなしんでいでんしなんだ)

 【解説】「旦那様の遺伝子は、きっとお子さんに受け継がれていますよ」と慰めてあげよう。

 

 

「旦那似……、会話する、ずわい蟹なんだ……」

(だんなにかいわするすわいかになんだ)

 【解説】いきなりずわい蟹を抱えて持ってくる、吉田戦車の漫画に出てくるタイプの奥さんである。それにしてもどんな旦那なのか、絵にも描けない。