回文春秋

回文と鑑賞

囚人日記

過ぎ去る夜、

くたびれ。

手の傷が癒え、

臭い飯だし。

名作映画好きのテレビ抱く夜、

詐欺す。

(すぎさるよくたびれてのきずがいえくさいめしだしめいさくえいがずきのてれびたくよるさぎす)

【解説】いくつもの夜が過ぎ去り、くたびれた。手の傷は癒えたものの、臭い飯であるし。名作映画のテレビ放映を見るのが好きな奴がテレビに抱きついたあの夜に、刑務所内で詐欺をした。服役中の囚人による回文日記。

 

女囚さそり 第41雑居房 [DVD]

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