回文春秋

回文と鑑賞

「仕方なくな、長屋で待つまでやがな……。泣くな、隆志!」

(しかたなくなながやでまつまでやがななくなたかし)

【大意】仕方なく長屋で待つまでだ。泣くな隆志よ。

【解説】妻に逃げられ、探すあてもない。仕方なく住んでいる長屋でじっと待つばかりである。息子の隆志はしくしく泣き始めた。

 

本所おけら長屋 (PHP文芸文庫)

本所おけら長屋 (PHP文芸文庫)