回文春秋

回文と鑑賞

会話

「何故だ!めかした読モかも?」「九度、確かめたぜ!な?」

(なぜためかしたどくもかもくどたしかめたぜな) 【解説】あの美女は素人ではない、と見たヤクザが、手下のチンピラ二人に確かめに行かせた。しかし、まったくの素人だという……(回文の冒頭に戻る)。 読者モデル100人の美人レシピ―読モがスリムで小顔で美…

「捻挫か?」「お正月につがう吉岡さんね……」

(ねんさかおしようがつにつがうよしおかさんね) 【解説】正月早々、病院に担ぎ込まれる人もいる。医者は「捻挫か?」と冷静に対応し、看護師は「お正月につが」ったことが原因であったと見抜いている。 吉岡里帆 2018年 カレンダー 壁掛け B2 CL-173 出版…

「早よ寝や!」「新年やん!」「年始やね、世は……」

(はよねやしんねんやんねんしやねよは) 【解説】家族の会話。12月31日の夜から0時となり、年が明けた頃、母親は「早よ寝や!」と怒っているが子供は「新年やん!」と抵抗している。世は平和そのもので静かな深夜、父親は「年始やね、世は……」と感慨にふけ…

「よし、ミラクル仮面め!」「?」「軽くラミーしよ!」

(よしみらくるかめんめかるくらみしよ) 【解説】悪の秘密組織が「よし、ミラクル仮面め!」と新たな攻撃を仕掛けてくるかと思いきや「軽くラミーしよ!」と明るく誘ってきた。これは罠か、それとも……、ラミーはトランプ遊びの一種。 カードゲーム ラミー17…

(ダン!)「サマンサよ!」「奇跡よ!」「さんまさんだ!」

(だんさまんさよきせきよさんまさんだ) 【解説】「奥様は魔女」のサマンサの家にクリスマスイヴの夜がきた。ダン!という突然の音と共にドアが開き、サンタが「サマンサよ!」と呼びかける。サマンサは「奇跡よ!」と驚き、「さんまさんだ!」とダーリンも…

 「よ、石井!」「お?夜鳴き蕎麦?ヤバそ……」「来なよ、美味しいよ!」

(よいしいおよなきそばやばそきなよおいしいよ) 【解説】石井が夜の街を徘徊してると「よ、石井!」と夜鳴き蕎麦の屋台にいた知人から声がかかった。ヤバそな雰囲気だが、「来なよ、美味しいよ!」と明るく誘われている。 チャルメラ 出版社/メーカー: ビ…

「侮れぬ……!」「氷室だろ?」「ムヒ塗れど……なあ?」

(あなどれぬひむろだろむひぬれどなあ) 【解説】街の不良たち数人と喧嘩した若き日の氷室京介。あっという間に半殺しにされた不良たちは、さすが氷室だ、侮れぬ……!と、去ってゆく後姿に感心し、傷口にムヒを塗っている。 氷室京介 25th Anniversary BEST …

「そう、怨恨による四人婚……!」「え?」「嘘!」

(そうえんこんによるよにんこんえうそ) 【解説】何と、この連続殺人事件の背後には“ 怨恨による四人婚 ”というどす黒い関係が横たわっていたのだ……!関係者一同は、思わず息を呑み、顔色を失った――。 怪談倶楽部 怨恨(えんこん) (竹書房文庫) 作者: 平谷美…

「なむょう……、ほん、れん……?」「……蓮舫、読むな!」

(なむようほんれん……れんほうよむな) 【解説】勝手にお寺のお経を引っ張り出して、読もうとしている蓮舫。「南無妙法蓮華経」すら正確に読めないでいるため、隠れて見ていた和尚さんの怒りが炸裂した。 一番じゃなきゃダメですか? 作者: 蓮舫 出版社/メー…

「中田ヤスタカだす!」「……ヤダかな……」

(なかたやすたかたすやたかな) 【解説】CAPSULE、Perfume関係の作曲やプロデュースで有名な中田ヤスタカ。実際に会ってみると、いなかっぺ大将の大ちゃんのような喋り方なので、ファンは「ヤダかな……」と引き気味である。 Digital Native(初回限定盤)<CD2枚組> アー</cd2枚組>…

「おう、それトレイに入れとれ!」「そうお?」

(おうそれとれいにいれとれそうお) 【解説】パン屋に入った夫婦の会話。「ワシはのう、いろんな種類のパンを食べたいんじゃい!」とばかりに、あれもこれもトレイに入れたがる夫だが、妻は乗り気でない様子である。 パン屋の仕事 作者: 明石克彦 出版社/メ…

「朝、くノ一、唾はいたらしいし、裸体はばっちいの!」「臭あ!」

(あさくのいちつばはいたらしいしらたいはばつちいのくさあ) 【解説】くノ一は死ぬ寸前に唾を吐き、裸体も汚く臭いという。しかし、そのように忌み嫌われることこそが、忍法によって仮死状態となったくノ一の狙いなのであった! 妻は、くノ一 (角川文庫) …

「エルメスのバッグ、唾のスメル!」「え?」

(えるめすのばつぐつばのすめるえ) 【解説】エルメスの高級なバッグから、唾のにおいが漂ってくるという。前代未聞の苦情に店員も思わず「え?」と聞き返してしまう。 エルメス バッグ レディース HERMES H056278CK I5 EVELYNE3 29/PM エブリン3 ヴォーエ…

「投げなさい!」「シルクハットひとつは苦しい……」「さ、投げな!」

(なげなさいしるくはつとひとつはくるしいさなげな) 【解説】かの有名な殺人シルクハットを操る、ハロルド坂田の少年時代の一場面だろうか?彼にも苦難の日々はあったのだ。意味のわからない人は名作「ゴールドフィンガー」を観てみよう。 ゴールドフィン…

「何かいるわ!」「ん?不気味……」「奇怪な館……」「蚊帳ないか、君?」「……気分悪いかんな……」

(なんかいるわんぶきみきかいなやかたかやないかきみきぶんわるいかんな) 【解説】怪奇現象に詳しい大学教授とその教え子らが、その館を訪れたのは晩秋のある日のこと。藪蚊の大群に襲われた彼らが、奇怪な建物内で目にしたものとは……? 謎の館へようこそ …

いたずら仮面

「私だ、言え!」 「うん!いたずら仮面、目からスタインウェイ出したわ!」 (わたしだいえうんいたすらかめんめからすたいんうえいだしたわ) 【解説】やけに居丈高な人物が「私だ、言え!」と命じている。「うん!」と応えるのも微妙なところだが、目から…

何でも貸し出す役場「モカシン、しかも爆安だ!」「鹿もでんな!」

(なんでもかしだすやくばもかしんしかもばくやすだしかもでんな) 【解説】とんでもない役場が現れた。何でも貸し出すと宣言し、モカシンの靴や鹿まで爆安で用意されているという。市民らは大喜びである。 [アグ] UGG モカシン Dakota 5612 BLK (ブラック/2…

「こんちは!」「浜崎よ、貴様はパチンコ!」

(こんちははまさきよきさまははちんこ) 【解説】デビュー前のあゆみは「見込みがない」と決めつけられ、冷たい仕打ちを受けていた。レッスンには出なくていい、貴様はパチンコでもしているがいい、と言われていたのである。この苦境をバネに、やがて彼女は…

「貴様!」「……じっと見てみ……」と辻真先

(きさまじつとみてみとつじまさき) 【解説】「貴様!」と叫ぶ人物がいる。「サザエさん」「巨人の星」ほか多くの脚本を書いてきた辻真先を追い詰めたのだ。ところが、辻先生は「……じっと見てみ……」と不思議な落ち着きぶりを見せている……。 僕らを育てたシ…

「何故だ?」「ようよう、目覚まし時計ないけど、縞鮫ウヨウヨだぜ、な?」

(なぜだようようめざましどけいないけどしまざめうようよだぜな) 【解説】リアリティ番組の撮影のため、謎の船に集められたチャラい男女8人。朝になると目覚まし時計はおろか、スタッフも全員消えており、周囲には縞鮫がウヨウヨいた!ざまあ見ろ! 世界…

「いてよ野田氏!」「あせらずに微かにずらせ明日の予定!」

(いてよのたしあせらずにかすかにずらせあしたのよてい) 【解説】どうしても明日は野田氏にいてほしいと願い、スタッフが懇願する様子。野田氏は明日の予定を微かにずらせばよいと、軽やかに七五調で諭している。 野田秀樹 (文藝別冊/KAWADE夢ムック) 出版…

「寒卵っ、は美味しいお♪」「……はっ!胡麻坦か!」

(かんたまごつはおいしいおはつごまたんか) 【解説】新メニュー作りに悩むラーメン店の店主。幼い娘が「寒卵っ、は美味しいお♪」と歌っているのを聴き、胡麻坦々麺に卵を入れてマイルドにする方法を発見したのであった。 エバラ 黒胡麻担々麺スープ 1kg 出…

「痛みだって……?」「霊魂、うんこ入れてったみたい……」

(いたみたつてれいこんうんこいれてつたみたい) 【解説】激痛の理由は、体内のどこかにうんこを入れる、恐ろしい霊魂の仕業だったようだ。読者の皆さんも、幽霊や先祖を粗末に扱うと、こうなってしまうぞ! 平田篤胤――霊魂のゆくえ (再発見 日本の哲学) 作…

ええと、確かデンゼルといたよ。「タイトル戦、でかした!」と……ええ。

(ええとたしかでんせるといたよたいとるせんでかしたとええ) 【解説】容疑者はタイトルを獲得したばかりの将棋棋士であった。事件の当夜は、デンゼル・ワシントンと一緒におり「タイトル戦、でかした!」と褒められたという。しかし、供述には怪しい点があ…

「並んでおでん、習いたいら!」「何でおでんらな?」

(ならんでおでんならいたいらなんでおでんらな) 【解説】ら音が入る方言を使う親子なのらろうか?きっとそうらな。 紀文 おでん一人前 450g 12個入 【常温保存可】 出版社/メーカー: 紀文食品 メディア: その他 この商品を含むブログ (1件) を見る

本当にどうにもならない会話のような断片シリーズ

「強い竜巻に見失った!」「コタツなし!」「海に決まった!」「イヨッ!」 (つよいたつまきにみうしなつたこたつなしうみにきまつたいよつ) 【解説】本当に、どうにもならない……。 「突然でさ~!」「よい品か?」「悲しいよ!」「茶店セット!」 (とつ…

「もげた腕、宴もするのでの……」

「今、いよいよ真夏なので留守……」 「もげた腕、宴もするのでの……」 『夏、生酔い酔い舞』 (いまいよいよまなつなのでるすもげたうでうたげもするでのなつなまよいよいまい) 【解説】失踪した容疑者宅は、古く陰鬱な屋敷であった。双子の老婆が「今、いよ…

「ダメ事件かい……?」「いかん、ケジメだ!」

(だめじけんかいいかんけじめだ) 【解説】「こりゃあもう、手も足も出ねえや。いくら捜査しても無駄な、ダメ事件かい?」と同僚がぶつくさ言う。しかし「いかん、ケジメだ!」と最後まで手がかりを追う人情派刑事・山さんの活躍を楽しめるのは「回文春秋」…

「首狩り族の音が遠のくぞ、理香!」「ビク!」

(くびかりぞくのおとがとおのくぞりかびく) 【解説】「首狩り族になりたい……」と憧れていた理香は、いつしか夢を諦めかけていた。しかし、上司に「思い切って首狩り族になってみろ!」と励まされてビクッとなり、思わず「ビク!」と言ってしまった。 日本…

タブー

「ん……いい感じ……」 「……やりたいのー!」 「豚と、いたしたい!」 とタブーのイタリヤ人会員 (んいいかんじやりたいのーぶたといたしたいとたぶーのいたりやじんかいいん) news.biglobe.ne.jp 【解説】解説しようのないレベルで、困った人たちである。