回文春秋

創作回文と鑑賞のブログ

五七五

怪しきは……? この木に茸は……?「キシャア!」

(あやしきはこのきにきのこはきしやあ) 【解説】どうやらこの木が怪しい……?と、恐る恐る茸を見ると「キシャア!」と叫び、牙をむいて襲い掛かってきた!茸は秋の季語。 マイコフィリア-きのこ愛好症 -知られざるキノコの不思議世界- 作者: Eugenia Bone(…

中沁みも冷たさ溜めつ紅葉かな

(なかじみもつめたさためつもみじかな) 【解説】紅葉狩りをしていると、オシッコを少し漏らしてしまった。下着の沁みに、晩秋の冷気が溜まるように冷え冷えとしてくる……(私の心も)。紅葉は秋の季語。 紅葉絶景 首都圏版 (ぴあMOOK) 出版社/メーカー: ぴ…

新蕎麦やりながらかなりヤバ「孫子」

(しんそばやりなからかなりやばそんし) 【解説】新そばで一杯やりながら「孫子」を読んでいると、かなりヤバめの内容であった。句またがりでアクロバティックだが五七五になっている。「新蕎麦」は秋の季語。 孫子 (講談社学術文庫) 作者: 浅野裕一 出版社…

よく獲れた秋刀魚自慢さタレ溶くよ

(よくとれたさんまじまんさたれとくよ) 【解説】豊漁で秋刀魚がよく獲れた。さあ、自慢のタレを溶いて、秋刀魚の蒲焼きを食べよう。秋刀魚は秋の季語。 ちょうした さんま蒲焼 EO 100g×10個 出版社/メーカー: 田原缶詰 メディア: その他 この商品を含むブ…

松茸や腰痛通よ焼けた妻

(まつたけやようつうつうよやけたつま) 【解説】松茸狩りをしていると、腰が痛くなってくる。腰痛に詳しい「腰痛通」の頼もしい妻は日に焼けるほど松茸に夢中である。「松茸」は秋の季語。 高級旅館御用達 松茸 ボリューム満点 秋の味覚 天然松茸 特大開き…

遅滞なく何もかもに泣くな鼬

(ちたいなくなにもかもになくないたち) 【解説】感じやすく、何かを見るや否やすぐに泣く。そのような泣き虫の子供を鼬呼ばわりして嗜めている句。「鼬」は冬の季語。 働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」 作者: 川…

貝割菜 むかし確かむ 生業か

(かいわりなむかしたしかむなりわいか) 【解説】以前にもあの人の生業を確かめたことがあったなあ。貝割菜は秋の季語で「芽が出たばかりの、貝割り形をした二葉を食べる野菜。摘まみ菜など。かいわり。かいわれ。(大辞林)」 スプラウト 種 【 大根 かい…

幾何学が書き記してる旅の先

食いつつメモ書き(キザ) 伸びたる手、記し 幾何学が書き記してる旅の先 気が揉めつつ行く (くいつつめもがききさのびたるてしるしきかがくがかきしるしてるたびのさききがもめつついく) 【解説】食べながらも数式を書く手を止めずにいる数学者の回文日記…

紫蘇の実や サンバの晩さ 闇の阻止

(しそのみやさんばのばんさやみのそし) 【解説】闇討ちを阻止したのは、サンバカーニバルの夜のことだったぜ……。「紫蘇の実」は秋の季語で、香りがよく刺身のつまや漬け物にも使う。 闇の狩人〈上〉 (新潮文庫) 作者: 池波正太郎 出版社/メーカー: 新潮社 …

秋の朝 ゆでめん愛でゆ さあノキア

(あきのあさゆでめんめでゆさあのきあ) 【解説】肌寒い秋の朝。ゆでめんが大好きな私は食べ終えると気分一新、さあ、ノキアの携帯で通話をしよう。 Nokia 105 (2015) 改良版 SIMフリー 格安海外携帯電話 並行輸入品 (Cyan Blue シアンブルー) 出版社/メー…

贋の歯は 呪いの色の 母の背に

(にせのははのろいのいろのははのせに) 【解説】「贋の歯」とは入れ歯か差し歯のことであろう。呪いの色に染まった母親の背には、誰かに噛み付かれて刺さり、残った歯が何本か……。 インスタント 美容 入れ歯 上歯 日本語簡易説明書付 (free size (Medium))…

五十路なオトン「ピスタチオ 落ちたスピンと 同じぞい!」

(いそじなおとんぴすたちおおちたすぴんとおなじそい) 【大意】五十歳の父親が「ピスタチオは落ちたスピンと同じである」と主張。 【解説】スピンは昔あったスナック菓子の名称である。金沢や福島の方言「ぞい」を使うことで、巧みに五七五にまとめている…

今朝の味 油菜並ぶ アジアの酒

(けさのあじあぶらなならぶあじあのさけ) 【大意】油菜を肴に、アジアの酒を飲んでいる今朝である。 【解説】朝からいきなり酒である。油菜は春の季語で、おそらく炒め物か、おひたしであろう。 酒のほそ道レシピ 四季の味 アジア編―酒と肴の歳時記 (ニチ…

リアが見しタイツに付いた染みがあり

(りあがみしたいつについたしみがあり) 【大意】リア王はタイツに染みがあるのを見た。 リア王 (新潮文庫) 作者: ウィリアムシェイクスピア,福田恆存 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1967/11/28 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 23回 この商品を含む…

痛みそうならキラキラな嘘みたい

(いたみそうならきらきらなうそみたい) 【大意】痛みそうだと言うなら、それはキラキラした嘘のようである。 【解説】アイドル歌手のデビュー曲のタイトルみたい。

泣いた御世 モンロー論も読みたいな

(ないたみよ もんろーろんもよみたいな) 【解説】今年は泣くようにつらい御世であったことだ。とは言うものの、年末年始には「マリリン・モンロー論」も読みたいな。 マリリン・モンローはプロパガンダである―平岡正明映画評論集 (1973年) 作者: 平岡正明 …

済ましに来、感染せんか気にします

(すましにき かんせんせんかきにします) 【解説】インフルエンザの予防接種を済ませたにもかかわらず、感染しないかと気にする人がいるものである。

夏が来て ハンマーマンは敵がツナ

(なつがきてはんまーまんはてきがつな)【解説】夏になり、ハンマーマンの敵はツナ缶を使った新型兵器で攻撃してきた。

留美が癒え、ハンマーマンは映画見る

(るみがいえ はんまーまんはえいがみる) 【解説】怪我を負った留美の傷が癒えて、正義の味方ハンマーマンもひと安心した。今では呑気に映画を観ている。

よく池田「痴漢とトンカチ」だけ行くよ

(よくいけだ ちかんととんかちだけいくよ) 【解説】「あんなボロっちい映画館なんか、行く奴いるのかよ?」という疑問に対して、池田君は「痴漢とトンカチ」という映画だけをよく観に行くよと、誰かが言っている。 三木技研 特製トンカチ槌 1ヶ付 132 21MM…