創作回文春秋

創作回文と鑑賞のブログ

ミステリ

煮込んだ大人とお団子に

食べたで。 死。 煮込んだ大人とお団子にして食べた。 (たへたてしにこんだおとなとおだんこにしてたへた) 【解説】四国の山奥の村で、大人たちが忽然と姿を消した。謎を解く鍵となる幼女が記した日記には、不自然な作為の痕跡が……? 人情派刑事・山さんこ…

いい日陰

いい日陰にまどろみつつ――。 「見ろ!土間に毛が!!」 「ヒイイ!」 (いいひかけにまどろみつつみろどまにけかひいい) 【解説】古民家を改修した宿で憩う若夫婦。いい日陰で妻がウトウトしていると、夫が叫ぶ!「見ろ!土間に毛が!」――それは、忌まわし…

「誰もが『見えないカステラ皿』……、ですかいな?」笑みが漏れた。

(たれもがみえないかすてらざらてすかいなえみがもれた) 【解説】事件の核心に迫るたびに現れる「見えないカステラ皿」の謎……。だが、誰もが夢中になり、解けなかった点こそが盲点だったのだ! 関西発の人情派刑事・山倉修治の名推理がスパークする!新刊…

「立て、四郎!」「漏電で、ウロウロしてた……」

(たてしろうろうでんでうろうろしてた) 【解説】廊下で気絶している四郎に「立て!四郎!」と声をかける男。四郎は蒙楼とした意識のまま「漏電で、ウロウロしてた……」と謎めいた言葉を洩らして絶命してしまった! 731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新…

たいやきくん以外が、インク機焼いた

(たいやきくんいがいがいんくきやいた) 【解説】「たいやきくんには完全なアリバイがあるのです。つまり、インク機を焼いたのは、たいやきくん以外の人物としか考えられません!」という子門真人の報告に、「……果たして、そうでしょうか?」名探偵で元パテ…

確か……(はっ!)板にタイツ、履かした……!

(たしかはついたにたいつはかした) 【解説】「あなたは、ひょっとしてその板に靴下……、いや、もっと伸縮性のあるもの、例えばタイツやストッキングのようなものを履かせたのではありませんか?」 名探偵・白戸沢尚輝が一見、不自然とも思えるような質問を…

去る電車――、「新古今」読む四既婚者、……死んでるさ!

(さるでんしやしんこきんよむよんきこんしやしんでるさ) 【解説】“過ぎ去る電車の中では、四人の既婚者が既に死んでいるであろう”と予言した謎の男がいた!しかも四人は「新古今和歌集」を読んでいた――。 新日曜ドラマSP「新古今ロマンス特急連続殺人事件 …

わざとらしい影武者怪しむ外科医・白戸沢!

(わざとらしいかげむしやあやしむげかいしらとざわ) 【大意】外科医の白戸沢は、わざとらしい影武者を怪しんでいる。 【解説】白戸沢先生の名推理が、今夜も冴え渡る!「わざとばれるように影武者を用意するとは……、これは罠かもしれません!」 外科医 (文…

去り際にあと一つ……、さて、この私が……でかしたわ!鋸でさっと人(兄)輪切りさ!

(さりぎわにあとひとつさてこのわたしかでかしたわのこてさつとひとあにわぎりさ) 【大意】去り際にあと一つ(言っておきたい)、私が鋸でさっと人間(兄)を輪切りにしたことを! 【解説】よほど兄との仲が悪かったのか、自慢げに凶悪犯罪を告白している…

字も記録改竄?はて?シネマの真似して犯罪か?黒き文字……。

(じもきろくかいざんはてしねまのまねしてはんざいかくろきもじ) 【大意】字も記録を改竄しており、疑問点が多い。映画の真似をした犯罪だろうか? 【解説】社会派の推理もの等で、疑惑が次第に大きく膨れ上がっていく場面のようである。「原作:松本清張 …

「瑠奈に嘘ついて、失敗で私立探偵、閉店だ」「釣りし、剃髪して……、いつ僧になる?」

(るなにうそついてしつはいてしりつたんていへいてんたつりしていはつしていつそうになる) 【大意】「瑠奈に嘘をついて失敗し、私立探偵は閉店だ」と元探偵が言い「釣りをし、剃髪をして、いつ僧になるのか?」と相手が尋ねる。 【解説】悪い女にきついし…

半犯行予告書く子「よう、こんばんは!」

(はんはんこうよこくかくこようこんはんは) 【大意】半分くらいは犯行予告であるような文章を書く子が「よう、こんばんは!」と書いた。 【解説】遊び半分に犯罪を犯す若者が増えている昨今である。

さそり狩りソサエティシリーズ

夜(笑)――。 「あ、痛え!」 さそり狩りソサエティ現るよ! (よるわらあいてえさそりがりそさえていあらわるよ) 【解説】夜の後に(笑)が入っている理由も意味も、全くわからない回文である(笑)。手直しする以外の選択肢はない。 夜――。 「あ、痛え!…