回文春秋

創作回文と鑑賞のブログ

ひとこと

酔う糸井「選挙よりよ……、預金せい!」と言うよ

(よういといせんきよよりよよきんせいというよ) 【解説】いよいよ衆院選が近づいてきた。酔った時の糸井重里は、表面的な政治の動きよりも預金の方がずっと大切だと現実的なアドバイスをしている。 *この回文はフィクションです お金をちゃんと考えること…

痛い兄「今夜、にゃんこに会いたい!」

(いたいあにこんやにやんこにあいたい) 【解説】兄は空気が読めないというか、言動におかしな所があります。先日も急に「今夜、にゃんこに会いたい!」と叫んで出て行ったきり、戻っておりません。 にゃんこ みっけ 作者: 中日新聞社出版部 出版社/メーカ…

敵、多摩医科女医会は支配下。伊代、次回また来て!

(てきたまいかじよいかいはしはいかいよじかいまたきて) 【解説】敵として戦っていた「多摩医科女医会」はもはや支配下となった。伊代ちゃんは、次の会合にも誘われ、組織のメンバーとして有望視されているようだが……。 ゴールデン☆ベスト アーティスト: …

「止むな、この雨!あの娘、南無や!」

(やむなこのあめあのこなむや) 【解説】O.ヘンリーの「最後の一葉」関西弁訳より、クライマックスの一節。強い風と雨の中、命懸けで壁に絵を描いた浪花の老画家の叫びやで! 最後のひと葉 (岩波少年文庫 (539)) 作者: オー・ヘンリー,小西英子,金原瑞人 出…

赤ちゃん講座「ウコンやちかあ!」

(あかちやんこうざうこんやちかあ) 【解説】「赤ちゃん講座」に出席したところ、本当に赤ちゃんが出てきて「ウコンやちかあ!」と元気よく言った。「ウコンの力」と言いたかったらしい。 ウコンの力ウコンエキスドリンク 100ml×6本 出版社/メーカー: ハウ…

「遭難すんな(嘘)!」

(そうなんすんなうそ) 【解説】するなと言われたところで、好んで遭難する者などいない。救出された生徒を「遭難すんな!」と叱りつける山岳部顧問の熱い言葉は、一見、厳しいようだが嘘も混じっている。「本当は、誰よりも顧問の先生が心配してくれていた…

たちまち盥が漏れ出した私、誰もが苛立ちまちた……。

(たちまちたらいがもれだしたわたしだれもがいらたちまちた) 【解説】盥造りに一生懸命な私であるが、水漏れがひどく周囲の誰もが苛立ってしまう。「苛立ちまちた……。」と、たどたどしい言葉遣いから察するに、朝の連続テレビ小説の第一話のナレーションの…

「今年負けた奴、ところてん噛んでろ!」コトッ「矢だけ増しとこ!」

(ことしまけたやつところてんかんてろことつやたけましとこ) 【解説】弓道部の部長が「今年負けた奴、ところてん噛んでろ!」と個人戦での不甲斐なさに激怒している。ところが「コトッ」という音に先生の気配を感じ「矢の数だけ増しておこう!来年も一緒に…

よし買うぞ、暖炉用「贈与論」だ。増加しよ!

(よしかうぞだんろようぞうよろんだぞうかしよ) 【解説】文化人類学の名著「贈与論」をまた買おうと決心している。今度は暖炉の前で読むための「贈与論」である。余ったら贈与すればよいとしても、いったい何冊まで増加するつもりなのだろうか。 贈与論 (…

捨て子・釣りキチ三平、偏差値(キリッ)5です!

(すてごつりきちさんへいへんさちきりつごてす) 【解説】捨て子であった釣りキチ三平は、キリッとした表情で偏差値が5であると明かした。ありえない低さの偏差値ではあるが、態度が潔い。 釣りキチ三平 発売日: 2015/11/05 メディア: Amazonビデオ この商…

忍法帖買うよ、ちうポンに

(にんぽうちようかうよちうぽんに) 【解説】山田風太郎の忍法帖シリーズを買ってあげよう。ちうポンもきっと喜ぶだろうな。ちうポンとはおそらく「はあちゅう」の類のあだ名かHNか。 かげろう忍法帖 ――山田風太郎忍法帖短篇全集(1) (ちくま文庫) 作者…

言うならばピカソ・カピバラ、ナウい

(いうならばぴかそかぴばらなうい) 【解説】あえて言うならばだけどさ、ピカソとカピバラは今、ナウいんだよね。お前、そこんとこ分かってんの?80年代の広告代理店風に言ってみたい。 ピカソ 絵画額(8114) 「平和」 17945 出版社/メーカー: 太田アート メ…

ママ!確か、いた!池に飛び込む小人に携帯、貸したまま!

(ままたしかいたいけにとびこむこびとにけいたいかしたまま) 【解説】「ママはあなたを嘘つきに育てた覚えはありません!」ビシッ!と平手打ちをくらいそうな言い訳である。ここは素直に「携帯を失くした」あるいは「盗まれた」と言うべきところ。 ノーム …

「細工とは……」象牙拾いの色ヒゲ、嘘は得意さ

(さいくとはそうげひろいのいろひげうそはとくいさ) 【大意】象牙を拾っては象牙細工にして売る「色ヒゲ」という怪しい人物。いつもヒゲを染めており、嘘が得意である。今日もまた平然と「細工とは……」と嘘の持論を語っている。 ジェイン・オースティン―象…

「九段かよ……」スケバン委員は消す予感抱く

(くだんかよすけはんいいんはけすよかんだく) 【解説】敵は何と、剣道九段の猛者であった。スケバン委員は、ひそかに “ 消す ” しかないと予感を抱いた。 Patymo スケバン ロングセーラー 白 出版社/メーカー: ユニエンタープライズ メディア: この商品を…

ダーメ!梅の酒さ呑め!うめーだ!

(だーめうめのさけさのめうめーだ) 【解説】田舎の店で「とりあえずビールください」と注文すると、地元の梅酒を呑め!と強く勧められた。あき竹城の声で読んでみたい。 山元酒造 にごり梅酒 梅太夫 1800ml 出版社/メーカー: 山元酒造 メディア: 食品&飲料…

たけしは弾が飛び出る手品してるで。人がまた弾けた。

(たけしはたまがとひてるてしなしてるてひとがまたはしけた) 【解説】コノヤロー!誰かが関西弁で北野武監督「アウトレイジ 最終章」の感想を言ってるらしいぞ、バカヤロー! Cut 2017年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: ロッキングオン 発売日: 2017/09/…

イラッ!栃木、ちと辛い!

(いらつとちぎちとつらい) 【鑑賞】栃木県の周辺の県が、一斉にこういうポスターを作って貼ったらちょっと怖い。 まっぷる 栃木 宇都宮・日光・那須'18 (まっぷるマガジン) 作者: 昭文社旅行ガイドブック編集部 出版社/メーカー: 昭文社 発売日: 2017/06/1…

「誰もが『見えないカステラ皿』……、ですかいな?」笑みが漏れた。

(たれもがみえないかすてらざらてすかいなえみがもれた) 【解説】事件の核心に迫るたびに現れる「見えないカステラ皿」の謎……。だが、誰もが夢中になり、解けなかった点こそが盲点だったのだ! 関西発の人情派刑事・山さんこと山倉修治の名推理がスパーク…

アサリと乙姫様、鮫、ひと踊り。「さあ!」

(あさりとおとひめさまさめひとおとりさあ) 【解説】アサリと乙姫様と鮫が、華麗にひと踊りすると「さあ!」と浦島太郎を促す。「ちょっと、こういうの苦手なんすよね~」と言いながら、満更でもなさそうな太郎であった。 うらしまたろう (日本傑作絵本シ…

紀伊国屋にゃ、肉の木!

(きのくにやにやにくのき) 【解説】紀伊国屋では、肉が木からブラーンと垂れ下がった「肉の木」が生えているんだぞ、と田舎の友人に自慢する大学生の発言であろうか? 紀伊国屋文左衛門―元禄豪商伝 (徳間文庫) 作者: 邦光史郎 出版社/メーカー: 徳間書店 …

滝にまた赤毛のアン「あの外科、頭にきた!」

(たきにまたあかげのあんあのげかあたまにきた) 【解説】赤毛のアンが滝に打たれながら「あの外科、頭にきた!」と激怒している。石板で思いっきり外科医の頭を叩くつもりらしい。 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ〈1〉 (新潮文庫) 作者: ルーシー・モー…

「立て、四郎!」「漏電で、ウロウロしてた……」

(たてしろうろうでんでうろうろしてた) 【解説】廊下で気絶している四郎に「立て!四郎!」と声をかける男。四郎は蒙楼とした意識のまま「漏電で、ウロウロしてた……」と謎めいた言葉を洩らして絶命してしまった! 731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新…

たいやきくん以外が、インク機焼いた

(たいやきくんいがいがいんくきやいた) 【解説】「たいやきくんには完全なアリバイがあるのです。つまり、インク機を焼いたのは、たいやきくん以外の人物としか考えられません!」という子門真人の報告に、「……果たして、そうでしょうか?」名探偵で元パテ…

県知事、司会したわ!しかし、わたし以下!指示、チンケ!

(けんちじしかいしたわしかしわたしいかしじちんけ) 【解説】元お天気アナウンサーの留美は、今では結婚式場の司会で稼いでいる。ところが先日「ワシに司会させろや!」と、強引に司会の仕事を奪った男は県知事であった。「ああしろ、こうしろ」という命令…

軽部タン「どれ、玉子豆腐の風土胡麻タレ丼、食べるか!」

(かるべたんどれたまごどうふのふうどごまたれどんたべるか) 【解説】食いしん坊キャラの軽部タンは、行く先々で名物料理を食べている。今日は「玉子豆腐の風土胡麻タレ丼」だが、台本通りにわざとらしく「どれ、」などと言った後で長い名称を間違えずに言…

NOW!カツオ、ワカメ、タラ、駄目!川お使うな!

(なうかつおわかめたらためかわおつかうな) 【解説】どうしても川を使ってほしくない!駄目、ゼッタイ!という河童の強い気持ちが表れた手紙の一節である。不慣れな日本語を駆使し、英語混じりで抗議している。一体カツオ、ワカメ、タラの三人はどれほどの…

馬鹿たれい!キャノンの焼き入れたカバ!

(ばかたれいきやのんのやきいれたかば) 【解説】馬鹿たれい!と雷を落とされて、追い討ちでお前は「Canon」の焼きを入れた河馬であるという、決め付けツッコミが飛んでくる。反論していいのか悪いのか、する余地があるのかないのか、誰にも分からない…

親子丼?ん?どこや?お?

(おやこどんんどこやお) 【解説】「夕飯は親子丼ですよ」と言われても、その姿は見当たらない。何かのサプライズが仕掛けられており、見つかった丼のフタを取ると「パパいつもありがとう」といったメッセージが出てくるような場面であろうか。 パーティー…

メダカ「馬鹿……、だめ……」

(めだかばかだめ) 【解説】メダカのくせに、誘惑しているとしか思えない台詞である。 ぜんぶわかる! メダカ (しぜんのひみつ写真館) 作者: 内山りゅう,酒泉満 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2015/03/13 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (1件) …