回文春秋 / 季語と季節は何でしょう?

2015年の前半は回文、後半は俳句のブログだった跡地

俳句ひとり旅:最終回 地球の皆さんさようなら

とうとう大晦日である。 このブログは「一年間、毎日更新する」という公約を果たしたので、これにて終了となる。 感無量である。 思えば前半は狂ったように変な回文を作り、後半はその回文を元に変な俳句ばかりを捻り、一日も休みなく続けてきた。 hint.hate…

行く年やルビイの色に暮れてゆく

【解説】いよいよ今年も終わりである。まるでルビイのように、行く年が暮れてゆく。空を赤く染めながら……。 シルバー ルビーハートシェープカット・ペンダント・ネックレス大粒1.00カラット【誕生石7月】14156 【ギフトラッピング済み】 【ギフトラッピング…

除夜の鐘届かぬ底に憩う鮫

【解説】除夜の鐘の音が届かないほどの海の底で、いったい鮫は何を思って憩うのか。 「今年は、人肉の味を覚えてしまいました」と反省でもしているのであろうか。 世界の美しいサメ図鑑 作者: 仲谷一宏 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2015/04/10 メディア…

ウオッカを飲んで眠れば雪女

【解説】年末にウオッカを飲んでそのままコタツで寝たら、雪女を見たよ。夢か現か、幻か……。 ボンベイ・サファイア 750ml 出版社/メーカー: バカルディジャパン メディア: 食品&飲料 この商品を含むブログを見る 季語:雪女 季節:冬

年の瀬や万引き犯吠える紀伊国屋

【解説】紀伊国屋書店では年末の賑わいに乗じて、万引きの件数も増加するという。捕らえられた万引き犯が吠えている……、「俺は万引き犯じゃねえ!」と……。 万引きさせないお店にする法 作者: 加藤和裕,豊川奈帆 出版社/メーカー: 中経出版 発売日: 2012/01/2…

滝打たれ急に湯たんぽ落ちてきた

【解説】滝に打たれていると、湯たんぽが落ちてきて、頭に当たるところだったよ。危なかったなあ。 この滝がすごい! (中経の文庫) 作者: チーム滝通(森本泰弘・林俊宏・佐竹敦) 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版 発売日: 2013/09/30 メディア: Kindl…

漏電で火事になるべし電力会社

【解説】この季節には、漏電が原因となる火事が多いことだなあ。漏電で電力会社が火事になったら、もっと意外でいいかも知れないぞ。という妄想句である。 遊戯王カード 【漏電】 DE02-JP146-N ≪デュエリストエディション2≫ 出版社/メーカー: コナミデジタ…

北風がたいやき袋を運ぶ夜

【解説】北風が、たいやきの入っていた紙袋をさらって吹き過ぎる。年末の淋しい夜の風景である。 東京のたい焼き ほぼ百匹手帖 (立東舎) 作者: イワイサトシ 出版社/メーカー: リットーミュージック 発売日: 2015/09/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) こ…

マスクした県知事が誰かわからない

hiruyo.hateblo.jp 【解説】「県知事、来たる!」といったイベントの風景である。しかし、関係者も知事もマスクをしており、誰なのか分からない。もともと大して有難味を感じていないので、しらけたムードが増すばかりである。 家具の音楽 ?.県知事の私室の…

玉子酒 なぜか肴が玉子豆腐

【解説】合っているのかいないのか、はっきりしない組み合わせの肴に面食らっているという句である。他人の家に行くと、独特の組み合わせの料理が出てきたりするものだ(寿司にエビチリとか)。くどいようだが、玉子つながりだから良いとはどうしても思えな…

侘助や「サザエさん」に出てくる名

【解説】「侘助」という名前は確か「サザエさん」に出てくる名前だなあ、と椿の花を見ながら感心している。「ノリスケだろ!」というツッコミを待っているのであろうか。 侘助椿(ツバキ):黒侘助4号ポット[くろわびすけ・永楽 3?4月咲き][茶花好適品種] 出…

年の瀬や今年も父はキャノンに苦情

【解説】年の瀬になると毎年、キャノンに苦情の手紙を書いている父親の姿。一種の恒例行事のようにプリンターの調子が悪くなるためである。手順も馴れたものでノリノリである。 Canon プリンター インクジェット 複合機 PIXUS MG7730 BK ブラック 出版社/メ…

猟犬を待たせて食らう親子丼

【解説】猟犬を店の外に待たせて、自分たちは親子丼を食べている猟師たち。犬が少々気の毒でもあり、作者は非難の目を向けているようだ。 江崎グリコ 彩菜亭 親子丼 150g×10個 出版社/メーカー: 江崎グリコ メディア: 食品&飲料 この商品を含むブログを見る …

意味もなくメダカを握り懐手

【解説】意味もなくメダカを一匹だけ手に握りしめ、懐手をして歩いてみる。そんな怪しい人物の怪しい行動が、冬の雑踏に溶け込んでいるのである。皆さんの近くにも、そのような光景があるかもしれない……!? メダカが見た虹 アーティスト: 高田梢枝,TOMI YO …

数え歌忘れて出られぬ柚子湯かな

【解説】「数え歌を歌い終わったら、湯船から出てもいいぞ!」とお父さんに言われた子供が、歌っているうちに歌詞を忘れてしまい、湯船から出ることができなくなってしまった。ズルをして出るわけにもいかず、困った状況である。 【まめ知識】「大ちゃん数え…

残された三塁ベースに霙降る

【解説】グラウンドに何故か残されたままの三塁ベースに、霙が降っているよ。青春の終わりを風景に託し、しみじみと詠んだ作品である。 ゼット(ZETT) 学校体育ソフトボール用二塁・三塁セーフティー塁ベース ZBV90 出版社/メーカー: ZETT(ゼット) 発売日: 20…

海月かな?誰かが捨てたタイツです

【解説】あそこに浮かんでいるのは海月かな?と思ってよく見ると、タイツがゆらゆらと揺れている。そんな日常のひとコマを活写した句である。 MUSIC LEGS シームレス フィッシュネット 網タイツ ストッキング ブラック メディア: ウェア&シューズ この商品を…

鮟鱇の顔真似哀しお爺さん

【解説】近所で「歳時記爺さん」と呼ばれている俳句好きの老人が、鮟鱇の顔真似をしていた。その様子が、かえって哀しげに見えたことである。 ISHOKUYA(衣飾屋) 釣り人シリーズ ユニーク 魚 タイピン タイ止め タイバー 鮟鱇 アンコウ 出版社/メーカー: ISH…

玉子酒飲みつつ眺む抱きしめ式

【解説】玉子酒を飲みながら「今年も、抱きしめ式がしめやかに執り行われました」というニュース映像を見ている。このニュースを見ると、年末だなあと感じるものである。 ムギューッと抱きしめ子育て法―七田式で母親力アップ! 作者: 七田眞 出版社/メーカー:…

俳句ひとり旅:俳句のブログにして五ヶ月半

「俳句ひとり旅」も、いよいよあと半月ほどでお終いである。 来年からは、もう絶対に毎日の更新なんて無理! 毎日の更新はきつい、厳しい、つらい! というと大げさだが、一年やってみて、その大変さが身にしみて分かったので、来年からは週に2~3回程度か…

アイアンマン弱みを見せたよ餅マンに

【解説】アイアンマンのような力強さを持ったヒーローは、餅状のネバネバした敵、たとえば真田広之の演じる餅マンにやられがちな傾向がある。 アイアンマン Blu-ray BOX(2枚組) 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 発売日: 2011/06/…

雀の子そこのけそこのけ日向ぼっこ

【解説】雀の子に向かって「そこをどけ!日向ぼっこをしている我が身に当たるはずの日光の分量が減るではないか!」と要求している。常人離れしたケチ臭い発想である。逆に天晴れと言うべきか。 そこのけ、そこのけ、あそこのけ アーティスト: さくまひでき …

魔子の独楽 逆から読んでも マコノコマ

【解説】夏は魔子が売りに来る小松菜を食べ、新年は魔子の売りに来る独楽を買って回すのがこの町の人々である。そして、逆さにしても回るのが魔子の独楽である。 不良少女 魔子 [DVD] 出版社/メーカー: 日活 発売日: 2007/04/06 メディア: DVD クリック: 120…

北風や切手ステッキを避けて吹く

【解説】ナンデモ博士の珍発明「切手ステッキ」は、さほど売れなかったらしく、北風すら避けて通る。ただ遠くでピープー吹いているばかりである。 DXブラックステッキ 出版社/メーカー: プレイアベニュー メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを…

EPOを聴く焚き火の傍に立ち尽くし

【解説】焚き火の傍に立って、携帯音楽プレーヤーでEPOを聴いている……。12月だけに名曲「12月のエイプリル・フール」を聴いているのではないだろうか? 12月のエイプリル・フール アーティスト: EPO,桜井鉄太郎,門倉聡,Kiyoshi Tsuchiya,Tokuo Nakano,細井豊…

寄鍋や白子があっても嬉しくない

【解説】寄鍋の具に白子があっても「イェーイ!白子!ヒューヒュー!」とはならず、正直な所、さほど嬉しくない……。その心情をそのまま描いた、素直な句である。 魚水島 新潟・佐渡産 真鱈白子 1kg 出版社/メーカー: 魚水島 メディア: その他 この商品を含む…

寝太郎も魔太郎も同じ師走かな

【解説】三年寝太郎も「魔太郎がくる!」の魔太郎も、年末は忙しく気ぜわしい日々が続く。 魔太郎がくる!!(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション) 作者: 藤子不二雄(A) 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/03/10 メディア: Kindle版 この商品を…

北風やたまには半端に吹いてけろ

【解説】北風はいつも強く、冷たく吹きつけてくる。たまには半端に弱々しく吹いてけろ!と、思わず方言と共に本音を吐いてしまったのである。 告白ハンパしちゃってごめん 作者: 高部知子 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 1984/01 メディア: 単行本 …

テレビなく鵺の啼く夜は紅葉鍋

【解説】テレビの無い貧乏一家が、NHKの悪い集金人から「ケチ!家、鵺いるわ!」と罵倒された。 「お父ちゃん、うちには鵺がいるの?」 そんな質問を子供から受けてしまう夜は、紅葉鍋でも食べながら一杯やりたいものである。 ジビエ 北海道特産 えぞ鹿もも…

紅葉散るローラといえば秀樹かな

【解説】「ローラ」といえば西城秀樹を連想するが、最近はそうでもないかなあと、紅葉が散る中で思ってしまったよ。 THE ROLA!! 作者: ローラ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/08/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 1人 クリック: 11回 この…

ピョン吉の姿の見えぬ聖夜かな

【解説】クリスマスの夜にピョン吉の姿が見えないが、はて……? 【蛙豆ちしき】蛙の肉と鶏肉は、よく似た味がするという。 聖夜に死を 作者: 西村京太郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2015/12/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 季語:聖夜 …

俳句ひとり旅:11月のまとめというか、むしろ1月以降のこと

11月はお終いである。 「俳句ひとり旅」もそろそろお終いである。 前回は、 「来年から、新しいことわざとその解説を書くブログにするぞ!」 と決めた。 では、ブログのタイトルをどうするべきか? 最近はそのことをよく考えている。 タイトルはいわばブログ…

草炒め爺さん十年日記買ふ

【解説】「草炒め爺さん」という仇名の老人が書店で「十年日記」を購入していた。草を炒めながら、あと十年も生きようという決意が若々しく野生的である。 2016年版略号53番B5判十年活用日記 出版社/メーカー: 集文館 発売日: 2015/10/16 メディア: 単行本 …

森繁は撃った熊の毛 髭にした

【解説】森繁は撃った熊の毛を利用して、髭にしていたよ。という勝手な妄想を思い描いた句である。 森繁久彌七回忌 追悼企画 森繁對談・日曜日のお客様 DVD-BOX デジタルリマスター版 出版社/メーカー: TCエンタテインメント 発売日: 2015/09/25 メディア: D…

ハナ肇の銅像できぬ年の暮

【解説】「年末になるといつも、年始の銅像コントを思い出すなあ。ああいう番組はお正月にオンエアするけど、年末に撮っている筈だからなあ。それはともかくハナ肇の銅像がどこかに建って、そこが観光名所となっても不思議ではないと思うのだが、まだかなあ…

キャンドル丼 聖夜を前に冷めており

【解説】喫茶店の店主考案のオリジナルメニュー「キャンドル丼」はクリスマス風の名称だが、特に熱いブームになる予定もなく色々な意味ですっかり冷めきっている。 【ヒントコーナー】ちなみに山田風太郎の本名は山田誠也である。 ★JUBLA シャンデリア用キャ…

地震来て氷柱が落ちて大逆転

【解説】さすがのあずみも、これほどの危機はもう逃れることはできまい……、というその時!いきなり地震が来て、落ちた氷柱が敵の頭上に降り注いだのであった! 新装版 大逆転! 小説 三菱・第一銀行合併事件 (講談社文庫) 作者: 高杉良 出版社/メーカー: 講談…

一茶忌や徹子は元気いつまでも

【解説】一茶忌といえども、黒柳徹子はいつまでも元気一杯である。一体いつまで元気でいる予定なのであろうか。 トットひとり 作者: 黒柳徹子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/04/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 季語:一茶忌…

枯れ芒 死体を乗せて去る電車

【解説】死体を乗せた電車が、枯芒(かれすすき)ばかりの風景の中を走ってゆく……。この一句は、あなたを怪しいミステリーの世界へと誘う切符なのです! 欲望という名の電車(A Streetcar Named Desire) [DVD] 世界初ワイドスクリーン(16:9)【超高画質名…

息白し 太閤検地は面倒くさい

【解説】息が白くなるような季節だというのに、太閤検地なんてする側もされる側も面倒くさい。現代のマイナンバー制度にも通じる世情を詠んだ句である。 太閤検地と徴租法 作者: 中口久夫 出版社/メーカー: 清文堂出版 発売日: 2012/03/20 メディア: 単行本 …

ダリ時計 見ているうちに牡蠣を買い

【解説】ダリの絵で有名なグニャグニャ時計を見ているうちに、牡蠣が食べたくなってきて買ってしまったよ。 ダリ 柔らかい 時計 インテリア 置き時計 90度曲がった アート クロック アイデア グッズ おもしろ 時計 メディア: この商品を含むブログを見る 季…

ザビエルや焚き火の前でも手を交差

【解説】ザビエルは焚き火にあたる時も、手を交差し、小さな声で「ウィッシュ」とか言いながらお得意のポーズを決めてみせる。 THEカツラ ザビエル 出版社/メーカー: クリアストーン 発売日: 2011/06/11 メディア: おもちゃ&ホビー クリック: 225回 この商…

山眠る 訊かれないけどミーが好き

【解説】「ミーちゃんとケイちゃんのどっちが好き?」という質問が来たら、絶対にミーちゃん派だぞ自分は!と固く心に誓っていたが、そのような質問は結局どこからも来なかった。まさに「Never」――。さびしい心境を、穏やかでひっそりとした風景に託している…

信玄はスーパーマリオの先祖かな

【解説】信玄はスーパーマリオの先祖なんですよね~。などと、誰も信じないような適当なウソを書くのもまた俳句の醍醐味である。 スーパーマリオくん 50 (てんとう虫コロコロコミックス) 作者: 沢田ユキオ 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2015/10/28 メデ…

枇杷の花 工藤良子のように咲く

【解説】枇杷の花が咲いた。まるで、工藤良子のように……。この句の「工藤良子」をどのように解釈するかは、読者に委ねられている。 映画チラシ 「縄文式2」監督 ダーティ工藤 出演 早乙女宏美、福田良子、望月英子 出版社/メーカー: アットワンダー メディア…

藁仕事見て大笑いの頼朝ちん

【解説】藁仕事をしている様子を目にして「あれって何やってんの?」と大笑いしている頼朝ちん(音痴)。今の世であれば非難轟々、ツイッターは炎上といった騒ぎになりかねないが、明るく快活なキャラクターなので皆に親しまれているのだ(という設定)。 地…

ラグビーやあいつは何故か薔薇香る

【解説】ラグビーの試合中に、あいつの体からは何故か薔薇の香りが漂ってくる。洗剤のCMのような一場面である。 DHC 香るブルガリアンローズカプセル 20日分 40粒 出版社/メーカー: DHC 発売日: 2014/03/01 メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含む…

冬の蜂 遣唐使船に乗りにけり

【解説】遣唐使船に乗った人々の姿に紛れて、冬の蜂も乗っていた。蜂の目に映った唐という国は、一体どのような国であろうか。歴史のロマンを味わえる一句である。 遣唐使 阿倍仲麻呂の夢 (角川選書) 作者: 上野誠 出版社/メーカー: 角川学芸出版 発売日: 20…

森溶けて避難民らの冬日和

【解説】「森が溶けた」というSF的な天災に見舞われて、避難民らは冬の晴れた日に何を思うのであろうか。 国内避難民と国際法 作者: 島田征夫,佐藤哲夫,墓田桂,阿部浩己,永田高英 出版社/メーカー: 信山社出版 発売日: 2005/10 メディア: 単行本 この商品を…

短日や詩歌の会は自室にて

【解説】日が短くなったある日のこと、たつた一人で詩歌の会を開催してしまつたよ。ただ単に「自分の部屋で詩の本を読んだ」というだけの会であるよ。 詩歌の待ち伏せ〈1〉 (文春文庫) 作者: 北村薫 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/02 メディア: 文…